AquaSKK-4.0の変換後文字列末尾の削除 09月27日, 2009


AquaSKKを大変便利に利用させてもらっています。単漢字を入力する機会が多く、例えば「苟」字が必要だと、「▽いやしくも」から「▼苟も」を得て「Ctrl+H」するような使い方をしてきたのですが、最近のversion upでこのControl+Hの挙動が変更になり、末尾1文字の削除ができなくなってしまいました。しばらくは「Fun Input Toy」で単漢字入力してしのいできたのですが、モードの移動がやや面倒。AquaSKKの新しい設定ファイルを見ているうちに、以下の方法で可能なことに気がつきました。

~/Library/Application\ Support/AquaSKK/keymap.conf を以下のように修正します。

-SKK_ENTER group::hex::0×03,0×0a,0×0dllctrl::m
-SKK_BACKSPACE hex::0×08llctrl::h
-PseudoHandled ctrl::lllhex::0×1b
+SKK_ENTER group::hex::0×03,0×0a,0×0dllgroup::ctrl::m,h
+SKK_BACKSPACE hex::0×08
+PseudoHandled group::ctrl::l,hllhex::0×1b

これは、「候補文字列を確定するキー」と「未処理としてアプリケーションに渡すキー」に「Ctrl+H」を追加し、「入力文字列に戻るキー」から「Ctrl+H」を除くものです。最善の方法とは思えませんが、一応これで以前とほぼ同じように使えます。以前の「skk-delete-implies-kakutei」のconfigへの設定に当る方法がわかればそちらがよりよいように思えるのですが、結びつく情報が見当たりません。